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2017年度親子理科実験教室(クリスマス直前企画)を開催しました

12月23日(土)、親子理科実験教室(クリスマス直前企画)が京都大学理学部セミナーハウスにて開催されました。 テーマは「サポニウス型風車風力発電機でLEDプレートを光らせてクリスマスナイトを楽しもう!!」。クリスマスにぴったりな内容でした。

最初に、電磁気学の発展に重要な役割を果たした科学者ファラデー、デービー、エルステッドらが研究者として歩んできた道のりを寸劇風に紹介しました。
そして、エルステッドが発見した「電流の周りには磁石と同じような力が働く」ことを電線と方位磁針を使ってみんなで実験しました。電気を流すことで目には見えない力が発生することにみんな興味津々でした。

次にゲスト講師、角山先生オリジナルの単極プロペラ機を作成しました。
「もっと強力な磁石を使う」「電池をたくさん繋げる」など、どうやったらもっと早く回せるのか色々なアイディアが出ていました。また、プロペラを回しているときに導線が熱くなることに気付いた人が多くいました。
送電する際に電気エネルギーが熱エネルギーとして消費されてしまい電気が無駄になっているのです。高学年の子どもから「超伝導物質を使って電気を送れば良いのでは?」との提案がありました。もし、常温で電気抵抗がゼロの超伝導物質が発明されれば、あらゆる技術革新が起こるでしょう。将来この夢を叶える科学者になってくれることを願っています。

前半は電気を使ってプロペラを回しましたが、後半はプロペラを回して電気を作る“発電”について学びました。
ファラデーが考え出したこの逆転の発想に子供たちも「なるほど?」という反応でした。本日の講師、川村先生が研究しているサポニウス型風車風力発電機の工作と実験を通して風力発電の仕組みを学びました。
自分で作成した風車のLEDが光ったときには各々が歓声を上げていました。さらに、風力をはじめとする自然エネルギーにはメリットだけではなくデメリットがあることも学びました。人間と自然が共存していくためにはどうしたら良いのか考える良い機会になりました。

 

<川村先生と理事長> <角山先生>
 
<教室の様子>
親子理科実験教室

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