ラジオの原理 2(EM-TA-Y-05)

ラジオから音が出る不思議 ー ラジオの原理 2(検波と受話)ー  山下芳樹先生

 

 

最後に、電流を音に変える仕組みを説明します。

音に変えるには、電波に乗ってきた音の情報を取り出さないといけません。電波は音の波長に比べるととても短いので、それを音に変えるとき、取り出しやすい形にします。このために、使うのが「ダイオード(黄鉄鉱や錆びた500円玉でも大丈夫です)」というものです。
さて、これで音の情報になりましたが、遠いところから運ばれた音は、そのままではとても小さい音しか出ません。この音を大きくする仕組み(スピーカー)の説明をします。これも山下先生の簡単な実験をお楽しみください。