| 第27回:「法則探偵あいんしゅたいん」by 保田 |
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| 作者: 保田充彦 |
| 2009年 10月 04日(日曜日) 19:09 |
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今、僕のお気に入りのテレビ番組のひとつが、NHK BSで放映されている「名曲探偵アマデウス」です。
複数のストリングス・パートが重なりあって響きあうこの有名な冒頭部を聴けば、誰もが宇宙の壮大さ、神秘さを感じると思います。(うろ覚えの方は、例えば この演奏 をお聞きください!) こんな複雑で緻密な音楽をどうやって創ったのだろう?ホルストの神業だ!と長らく僕も思っていました。 しかし、この一見(一聴?)複雑に思える冒頭部、各楽器パートに分解すれば「ラドレ」「ミソラ」をひたすら繰り返す、たった2つのシンプルな旋律からできているのだそうです。 もちろん少し仕掛けがあって、各パートの開始が半小節ずつずれている。これによって、毎回音の組み合わせが変わり、あの「複雑で緻密」「壮大で神秘的」な響きが生まれている、と言うことです。
科学や理科も、この「名曲探偵アマデウス」のように伝えることができたらなあ、と思います。 教科書に載っている現象や数式や法則を表面的に教えるだけではなく、その裏に隠された「秘密」を明らかにする… それは何からできているのか、何が新しかったのか、なぜそこにたどりついたのか、どこがすごいのか等を、科学、歴史、人物など多面的に見ることで、より深い理解につながり、またその先を知りたくなるのではないでしょうか。 理解することでより科学が好きになる心地よい体験を、少しでも多くの人に味わってほしいものです。
番組タイトルは「法則探偵あいんしゅたいん」なんて、どうでしょう?主演は坂東昌子さん、出演はあいんしゅたいんの会員で…!?
【添付画像】 ホルスト「惑星」第4曲「木星」冒頭部の楽譜
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