世界文学散歩 - NPO法人 知的人材ネットワーク・あいんしゅたいん
知的人材の活用を通じて、科学技術の発展に寄与することを目的に設立されたNPO法人です。
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2024-05-04T07:33:29+09:00
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林檎の樹 ジョン・ゴールズワージー著
2012-08-21T20:06:01+09:00
2012-08-21T20:06:01+09:00
https://www.jein.jp/jifs/blog-matsuda/promenade/world-literature/894-item1.html
松田卓也
<div class="feed-description"><p>今回から、私が読んで印象深かった外国文学を断続的に紹介したいと思う。日本文学に関しては、日本文学散歩として別に連載したい。</p>
<p style="text-align: center;"><strong>「林檎の樹」</strong></p>
<p>その記念すべき第一回は英国の作家<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/ジョン・ゴールズワージー" target="_blank">ジョン・ゴールズワージー</a>(1867-1933)の「林檎の樹」(1916)である。作者のゴールズワージーは1932年にノーベル文学賞を受賞している。その名前は夏目漱石の名著「我が輩は猫である」のなかで、ガルスウオーシーとして紹介されていた。「林檎の樹」はゴールズワージーの主著とはよべないが、珠玉の掌編である。実際、川端康成はこの本を読んで感動して、「伊豆の踊り子」を書いたといわれている。田舎の少女と都会の若者の、かなわぬ恋物語という点では似ている。</p>
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<div class="feed-description"><p>今回から、私が読んで印象深かった外国文学を断続的に紹介したいと思う。日本文学に関しては、日本文学散歩として別に連載したい。</p>
<p style="text-align: center;"><strong>「林檎の樹」</strong></p>
<p>その記念すべき第一回は英国の作家<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/ジョン・ゴールズワージー" target="_blank">ジョン・ゴールズワージー</a>(1867-1933)の「林檎の樹」(1916)である。作者のゴールズワージーは1932年にノーベル文学賞を受賞している。その名前は夏目漱石の名著「我が輩は猫である」のなかで、ガルスウオーシーとして紹介されていた。「林檎の樹」はゴールズワージーの主著とはよべないが、珠玉の掌編である。実際、川端康成はこの本を読んで感動して、「伊豆の踊り子」を書いたといわれている。田舎の少女と都会の若者の、かなわぬ恋物語という点では似ている。</p>
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