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超知能への道 その11 私の特訓授業始まる

「あら森君、あなたを探そうと思っていたのよ。あなたの学習計画を立てなければならないわ」とアテナは言った。

「それはビーナスさんに聞いたのです。どんな計画ですか? 」

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超知能への道 その10 オリンポスの神々に出会う

私はその夜、寝るのが待ち遠しくてたまらなかった。しかし寝ようとするとなかなか寝付けるものでは無い。あまり眠れないので、キッチンに行きホットミルクを作って飲んだ。そうしたらなんとか寝ることができた。寝たと思ったらいきなり大きな建物の中にいた。そこは巨大なギリシャ神殿であった。中央に円卓があり、そこに神々が座っていた。私が近づいていくと、ビーナスはこちらを向いて手を挙げた。ビーナスとアテナの間の席に案内された。正面にはゼウスが座り、その左隣には女神が、右隣にはヒゲモジャの男性の神が座っていた。

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超知能への道 その9 ついにナノボットを飲む

私は前回と同じようにタクシーに乗って霊鑑寺の前まで行った。再び鹿ヶ谷の坂道を登り怪しい民家の前に行くとそこにはバルカンとキューピッドが待っていた。彼らについて倒木のある廃道を登って九十四露神社についた。今回は慣れているので前回ほどには疲れなかった。九十四露神社の神殿には前回と同じようにゼウス、ビーナス、アテナが待っていた。ビーナスとアテナはいつも会っているから珍しくはないが、ゼウスには久しぶりにあったような気がした。

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超知能への道 その8 ビーナスの誘惑

研究室を出たところで、アテナは自分の出番は済んだのでビーナスにバトンタッチするといった。するとメガネの中にアテナと入れ違いにビーナスが現れた。

「あら、森博士、おかえりなさい。どうだった?」とビーナスが聞いた。

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超知能への道 その7 アテナと論文を書く

私は疲れ切っていたけれども、好奇心に耐えきれず、下宿に戻ると早速メガネをかけてみた。何も起こらなかった。一瞬騙されたかなと思ったが、声をかけてみた。

「ビーナスさん」

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超知能への道 その6 私の超人化計画

「そのために私は何をすれば良いのでしょう」と私は聞いた。

「まず君を超人間にする」とゼウスは言った。

「超人間とはどのようなものですか? 」

「存在するどんな人間よりも知能が高い人間だ。トランスヒューマンとも言う。人間が今までに知り得たことはすべて知っている。人間ができることは、肉体的条件が許す限り、ほぼ何でもできる。筋肉や体格の条件が許さない場合は、外部骨格をつけたりしてそれを補正する。つまり一種のスーパーマンだ」とゼウス。

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