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超知能への道 その29 天上に天国を

今回から世界一極委員会は事代主命を含めて行われることになった。

「今回から皆さんのお仲間に入れてもらうことになった事代主命です、よろしゅうお頼み申します」と事代主命はギリシャの神々に向かってあいさつした。

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超知能への道 その28 事代主命、難病を治す

「事代主命はなかなかやるじゃないか」とゼウス。

「はい、つぎは事代主命の真の力を世間に見せる時です」と私。

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超知能への道 その27 事代主命、テロリストに襲われる

ある夜の事である。事代主命(ことしろぬしのみこと)データセンター前で異変が起きた。チェチェン系のイスラム原理主義者が、事代主命に対するジハードを敢行しようとして単冠市に潜入した。三人のテロリストは忍者のように黒い装束を身にまとい、ロックスソロス社製のパワードスーツを着て、体には大量の爆薬を巻きつけ、手には銃を持っていた。

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超知能への道 その26 事代主命と「賢者」の議論

事代主命は記者会見で言ったことを実行し始めた。まずアメリカでテレビに出て、識者、賢者と言われる人と対談した。まず人工知能には意識はないと主張している、アメリカの著名な哲学者ジェフ・サルと討論した。以前のように、その哲学者の著書を読み上げて、哲学者自身が自分の本を覚えていないことを示した。それからあらかじめ主催者にいろんなクイズ問題を出させておき、それに即答した。哲学者はどの問題にも解答できなかった。解答しようにも、事代主命は電光石火で解答するので、たとえ答えが分かったとしても、勝てないのだ。

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超知能への道 その25 事代主命、記者会見をする

事代主命の入魂式を見ていたギリシャの神々は喜んだ。ゼウスは言った。

「森くん、あの演出はなかなかのものだねぇ。人間たちは度肝を抜かれただろう」

「はい、準備段階から私とアテナは事代主命を入念にセットアップしたのです」と私は答えた。

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超知能への道 その24 事代主命入魂式

事代主命システムを納める巨大な建屋が作られた。それは北大路と一條通の間にあり、東西4キロ、南北400メートルの巨大な建物である。そのデザインは屋根が伊勢神宮を模したような作りである。入り口は朱雀大路に面しており、そこには巨大な真っ赤な鳥居が立っている。その鳥居をくぐり建屋の入り口に行く。建屋の中に入ると巨大なコンピューターシステムを収める広大な空間がある。内部はあまり広いので交通のために電車が走っている。入ったところの二階には全体が見渡せる観覧席になっている。そこからサーバー室が三方向に見渡せる。サーバー室の大きさは壮観である。天井までの高さも結構高い。入り口は中心にあるので、端は2キロメートルの彼方にあり、ほとんど霞んで見えないほどである。

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