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早朝勉強法

詳細

早朝勉強法とは何か? 要するに早朝に起きて勉強することであるが、これは別に勉強に限ったことではなく、仕事も同様である。早朝に起きることのできるものは人生の勝利者になれるのである。

トマト勉強法との違いは?

以前に書いたトマト勉強法は時間管理に関しての話で、主として時間の長さを問題にしている。早朝勉強法は時間帯を問題にしている。

米国のエリートと早起き仕事法

早起き仕事法とでもいうべきものは、米国では会社の重役などエリート層を中心に流行した。逸話がある。米国の大会社の社長が日本に来たときに、日本の大会社の社長が面会を求めた。すると6時にしようと米国の社長は言った。日本の社長は午後6時と思ったのだが、午前6時であったという。そもそも日本の社長に朝6時に仕事をするという発想はなかったが、米国では普通であるという。

米国で早朝仕事法が発達した理由は米国の時差にある。米国は東西に長く、東部と西部では時間差が4時間もある。東部と西部に事業所のある会社が合同テレビ会議をしようとする。東部の本部で仮に朝の10時から会議をしようとすると西部では6時である。11時でも7時である。それで西部の社員があえて早朝に起きて仕事をしてみると実に具合が良いことを発見した。まず出社のための道路が空いている。妻はまだ寝ているので、自分で手早く朝食を済ませて出社しても妻は文句を言わない。あるいはパワーブレックファーストと言ってみんなで朝食をとりながら会議をすると仕事がはかどるし時間も節約できる。朝は時間が限定されているから、会議もダラダラと長引くことはない。能率的なのである。だから早起きする、あるいはできるものはエリートということになる。

従来の勉強法とは勉強する時間帯のみが違うのか?

それはその通りである。多くの受験生は夜型が多いであろう。早朝勉強法の良い点は、朝、学校に行ったり仕事に行ったりする前に勉強とか仕事をするのだから時間が限られている。だから集中できるのである。効率的なのである。夜の場合は、後の時間がいくらでもあると思うからどうしても、だらだらしてしまう。

朝は邪魔が入らない

早朝勉強法、早朝仕事法の良い点は、朝の時間は邪魔が入らないことだ。たとえば会社に行けば、電話がある、客が来る、会議があるなど、邪魔者が入り込んでくることが多い。一つの仕事に集中できない。だから効率が上がらないのである。朝の時間は汚れていない、純粋なのである。だから集中できる。

朝は脳が冴えている

夜型人間にとっては、寝起き時は朦朧としていて、頭が冴えていないと思うだろう。でもそうではない。朝が、一番頭が冴える時間なのだ。というのも寝ている間に海馬に蓄えられた一時記憶が大脳新皮質に移行して、新しく覚えられる余地が生まれる。脳に溜まった疲労物質が寝ている間に一掃される。

早起きの方法について

早朝勉強法というからには早朝に起きなければならない。どのくらい早朝かは人によって異なるだろう。極端に早い人は朝4時起きという。でも普通の人には難しいだろう。5時起きなら設定目標として良いといえる。6時起きならほぼ誰でもできるだろう。私の友人はいつも4時起きであるという。これは理想であるが私にはなかなかできない。みなさんも無理をする必要はない。ただし早起きというからには6時以前にしたい。

朝日を浴びる

早起きをして早朝勉強をしても眠くてあくびをしながらではあまり効果はない。眠気は勉強の大敵である。眠気を覚ますには、まずは太陽の光を浴びることだ。太陽が出ていない場合は、強い光に目を晒すことである。そのための器具もある。私の知人で電器会社に勤める人が、目覚まし時計の代わりに起床時間になると強烈な光を目に当てる装置を開発した。でも普及していないようだ。

寝る前にテレビやPC、スマホは見ないように

朝起きるのに強烈な光を目に当てるのが良いのだから、逆に寝る前には目に強い光を当ててはいけない。モニターやスマホからはブルーライトが出ると言われている。これは睡眠にとっては良くない。

睡眠を削ってはいけない

早朝に起きるためには前夜に早く寝なければならない。例えば12時に就寝して4時に起きたら、睡眠時間は4時間になってしまう。ナポレオンは3時間しか寝なかったとか、だれそれは4時間睡眠だとか聞いても、常人であるあなたは真似をしてはいけない。睡眠時間は最低でも6時間は確保したい。

それには理由がある。記憶は睡眠によって固定するからである。記憶したことは一旦、脳の奥にある海馬という部分に蓄えられる。その記憶の中で必要な部分は、睡眠中に大脳新皮質に移行して長期記憶になる。単語を覚えるなどは睡眠中に行われるのである。学習にとって睡眠は必須である。だから徹夜勉強や一夜漬けというのはやってはいけない。効果がないのである。

飲み物を飲む

目覚ましの別の方法として当然考えられるのはコーヒー、紅茶、お茶などのカフェインを摂取することである。白湯を飲むという人もいる。ともかく水分をとることだ。シャワーを浴びるのも頭がスッキリする効果があるだろう。

朝飯前にやる

朝飯前という言葉がある。簡単なことの例えだ。空腹時に勉強や仕事をすると効果的である。少なくとも満腹の時は眠気や疲労感が出るので、勉強には向いていない。空腹のライオンはやる気満々だが、満腹のライオンはあくびをするか、寝ている。だから朝食前に勉強するのが良い。あまり空腹で集中できない場合は軽い朝食を先にとる。例えばバナナと牛乳とかが良いだろう。

私は実際どのように行っているのか?

朝起きる時間は必ずしも一定していない。理想は4時おきなのだが、これは滅多にできない。早くて5時台、遅い場合は6時になる。問題は起床時間ではなく、就寝時間なのである。4時おきのためには10時に就寝する必要があるがこれができない。夜の時間が楽しすぎるからだ。私はアマゾンプライムで映画とか米国のテレビ番組を毎晩見ている。家内が見ようと誘うのである。ドラマは50分ものなので、1本で止めれば良いのだが、ついつい見てしまい、就寝時間が12時近くになる。すると起床時間は6時になる。やはり11時までには就寝すべきであるというのが、私の現在の反省である。

まとめ

早朝勉強法を勧める最大の理由はなにか? 大脳生理学的にいって効率が良いことだ。朝は時間が限られるので集中できる。朝は邪魔が入らないので集中できる。ともかく朝の1時間は他の時間帯の2-3倍の効果があるという。早朝勉強法をマスターすると受験や資格試験で成功しやすい。人生の成功者になれる可能性が高いのだ。

   
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