カウンターテナーの魅力
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- 2012年1月09日(月曜)12:01に公開
- 作者: 松田卓也
カウンターテナーとは成人男性歌手のパートの一つで、裏声や頭声を使って女性に相当する音域を歌うことをいう。ボーイソプラノや去勢した男性が歌うカストラートとは異なる。
まずそのサンプルとして、次の曲を聴こう。これは以前にも取り上げた、映画「ロメオとジュリエット」の主題歌で、ニノ・ロータ作の名曲である。英語名はA Time For Usという。以前これを聴いたときに、歌手は当然、女性であると思っていた。しかしアーティストがバラット・ウオ(Baratt Waugh)とあり、英国人の男性の名前であることに注目した。
次は同じくウオのI always love you(映画ボディガードの主題歌)。この曲は米国の女性歌手ホイットニー・ヒューストンの持ち歌である。
次は前にも紹介したフェルナンド・リマ(Fernando Lima)である。サラ・ブライトマン(Sarah Brightman)に見いだされ、「パッション Pasion」で人気を博した。
次の歌はリマによる、南米のフォークソング「コンドルは飛ぶ・・・El condor pasa」
これも以前取り上げたロドリーゴのアランフェス協奏曲から「恋のアランフェス En Aranjuez con tu amor」