サロン・ド・科学の探索 第19回
日 時:2016年5月8日(日) 14:00~17:00
場 所:NPO法人あいんしゅたいん事務所(京都市左京区吉田本町 5-14)
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テーマ:重力波の面白さ
トーク:佐藤文隆氏(NPO法人あいんしゅたいん名誉会長・京都大学名誉教授)
佐藤氏は、あいんしゅたいんの名誉会長で、坂東理事長と京大理学部時代から大学院まで同級生です(ただ、佐藤氏はドクターの途中で助手に引き抜かれて先に大学院を退院されました)。佐藤氏の挨拶や略歴はこちらにありますのでご覧ください。 |
話 題: | サロンに参加いただいたいる皆さまより、「佐藤さんにどうしても重力波の話をしてほしい」という要望がたくさんあったのですが、今回快く引き受けていただきました。この話題こそ、佐藤さんの最も専門に近く、佐藤さんが若いころから「一般相対性理論」の専門家として腕を発揮した中心課題です。 林忠四郎先生は、偉大な先生で、しかも研究室のあらゆる研究の本質を把握しておられ、常に「プログレス」といって、林研究室の全員に研究がどこまで進んでいるか定期的に厳しい点検をし、研究の進行振りをしっかり抑えておられたことで有名です。この林先生に、あるとき、「先生は、ずっと現役ですべての研究室の状況を常にしっかり把握しておられるのですね」と感心してお聞きしたら、先生は「そんなのアメリカでは当たり前ですよ」と言われました(ということは日本には居眠り教授がたくさんいるってことかな??)。「しかし・・」といって「僕は一般相対性理論だけは前線を押さえることができなくて、これは佐藤君に任せたんですよ」とおっしゃったのを今でも覚えています。それくらい、佐藤さんは権威だったんですね。アインシュタイン方程式におけるトミマツ・サトウ解は有名です。相対性理論・宇宙物理学の研究ではさまざまな業績があります。ノーベル賞の時期になると佐藤さんはかならず、新聞記者に付きまとわれる1人です。佐藤さんのお話をサロンでじかに聞けるのは、NPOあいんしゅたいんならではの特権です。 ご期待ください。 <講演概要>:重力波の直接検出 LIGOによる重力波検出は近年の量子光学技術の進歩が可能にしたものであり、1915年の一般相対論と1917年のレーザー発明に結びつく誘導放出の導入の2つの仕事が合体したといえる。つぎのようなテーマについて話します。 1.今回の発見の実態 2.重力波と検出原理 3.重力波天文学とは 4.アインシュタイン・相対論・光子 |
定 員:12名程度
申 込:「サロン・ド・科学の探索」総合ページをご覧の上、参加申込フォームよりお申込みください
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TEL: 075-762-1522(平日10時~17時)
● サロン参加経験者の方は、下記を明記の上、直接メールいただいても結構です。
● 氏名
● 希望参加回
メール送付先:secretariat[at]jein.jp ※ [at]を@に変更してください
備 考:クッキーとお茶代として500円をいただきます。ご協力お願いします。