オー・ホーリーナイト・・・ケルティック・ウーマン、イル・ディーヴォ、マライア・キャリー、セリーヌ・ディオン
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- 2011年2月14日(月曜)11:52に公開
- 作者: 松田卓也
クリスマスは過ぎてしまったのだが、クリスマスソングとして、私がもっとも気に入っているのがこの曲O Holy Nightである。この曲は1837年にアダンによって作曲された。最初は評判が悪かったそうだが、徐々に人気が出て、21世紀の今ではクリスマスキャロルの定番になっている。元はフランス語の歌詞で、それが英語に翻訳されたので、英語の歌詞にはいくつかのバージョンがある。例えばここ。
この曲はそれこそ、とてもたくさんの歌手が歌っているのだが、私の心を打ったいくつかの歌手並びにグループを紹介しよう。
ケルティック・ウーマン
ケルティック・ウーマンはアイルランドの女性ボーカルグループである。そのピュアーな天使的な歌声が魅力である。メンバーはその時々によって変わる。ヘイリー・ウエステンラがメンバーに加わっていたときもある。次のビデオでは左からリサ、クロエ、メイヴ、ファロンである。私はまずは太めの美少女クロエ・アグニューのファンになったが、後にメイヴ・ニー・ウェルカハの美貌、金髪、天使のような声に惹かれた。YouTubeのコメントではリサの評価が高い。
アイルランドのスレーン城で行われたコンサートからオー・ホーリーナイト。
イル・ディーヴォ
イル・ディーヴォ(IL DIVO)は国際的な男性4人のボーカルグループ。メンバーはスペイン、アメリカ、フランス、スイスから選ばれている。そのうち3人はクラシック出身、一人はポップス出身である。ブリテンゴットタレントの審査員として有名なサイモン・コーウェルがオーディションをしてメンバーを選んだ。私はこのなかでバリトンのカルロスが一番うまいと思う。
次のビデオは2006年のクリスマスinワシントンでブッシュ大統領夫妻の前で歌ったものである。最初はホワイト・クリスマス、つぎにオー・ホーリーナイトを歌っている。コメントの中に「このビデオはすばらしいが、唯一の欠点はブッシュがいることだ」というのがあった。私がこれを見たとき「アメリカ最後の栄光」という言葉が脳裏に浮かんだ。ちなみにブッシュの任期の最後の年に行われた行事では、ローラ夫人だけが参加していた。ブッシュはあまりの不人気に人前に出るのがイヤだったのだろうと思った。
マライア・キャリー
つぎはマライア・キャリーである。2010年のABCクリスマス・スペシャルのときの歌である。マライア・キャリーもすごい声をしている。
セリーヌ・ディオン
セリーヌ・ディオンはカナダのシンガー・ソングライターである。タイタニックの主題歌を歌っている。私は彼女が現代の女性ボーカリストのナンバーワンだと思う。そのパワフルな歌声に匹敵する歌手はざらにはいないだろう。彼女のオー・ホーリーナイトを聴くと、その声量に圧倒される。要するに日本の歌手に欠けるのはこれなのだ。