天使の歌声 ジャッキー・エバンコ
詳細- 詳細
- 2013年8月26日(月曜)19:21に公開
- 作者: 松田卓也
今回は2010年のアメリカ・ゴット・タレントで準優勝した10歳(当時)のジャッキー・エバンコ(Jackie Evancho)を紹介しよう。3人のジャッジが絶賛している。10歳とも思えない成熟した声と歌い方、賢い受け答え、これが10歳とはとても思えない。
歌った歌はプッチーニのオペラ「ジャンニ・スキッキ」のアリア「私の父さん O mio babbino caro」である。この歌は映画「眺めの良い部屋」の主題歌である。実はこの歌は私の学生の一人の結婚式の時に、奥さんが歌った歌である。
America’s Got Talent YouTube Special - Jackie Evancho
次はアメリカ・ゴット・タレントのファイナルで、英国のソプラノ歌手サラ・ブライトマンと歌ったTime to say goodbyeである。この歌はサラの持ち歌である。
Jackie Evanchi & Sarah Brightman “Time to Say Goodbye” on America’s Got Talent FINALE
実はジャッキーは2009年にラスベガスで行われたタレント大会で優勝して、カナダの有名な音楽プロデューサーで作曲家であるデビッド・フォスターにより歌手デビューしている。ここではフォスターが紹介して、ピアノ伴奏をしている。紹介のところでジャッキーを絶賛している。歌っているのはPie Jesu(ピエス)でラテン語のレクイエムである。一曲だけの予定がアンコールで「私の父さん」を歌った。フォスターとの受け答えを聞いても、これが9歳の小学生とはとても信じられない大人の受け答えである。頭が良いのであろう。美しい金髪、整った顔、典型的な白人の美少女である。声、頭、顔がこれほどそろった美少女はちょっといないであろう。
Jackie Evancho- David Foster. 20,000 People Las Vegas HD
次は同じ2010年に、ホワイトハウス前でオバマ大統領も参加した国民クリスマス・ツリー点火で歌ったO Holy Nightである。司会者との会話のなんと知的なことか。驚くべき頭の良さである。
Jackie Evancho in HD “O Holy Night” at the National Christmas Tree Lighting
YouTubeのコメントを見ていると、批判がないでも無い。あまりに成熟した声と歌い方であるので、大人になった時にどうなっているかということだ。5歳で神童、15で才人、20過ぎればただの人という言葉もある。ちなみに彼女は2000年生まれなので、現在は13歳である。もっとも天才少女歌手がその後、大成した例も多くある。
少し成長して13歳の彼女をみてみよう。
Jackie Evancho- Can You Feel The Love Tonight- July 4th 2013
最後にトランプ大統領の就任式のときのジャッキーが歌う国家である。トランプ陣営は様々な歌手に当たったが、みんな断られてついにじゃっきーだけが受けたという。このabcニュースも実に意地悪な撮し方をしている。トランプが殆ど出てこなくって、オバマとミッシェル夫人に焦点が当たっている。ブッシュ前大統領さえ見えるのにトランプは最後に少しだけ出てくる。トランプを徹底的に嫌うメディアらしい。ジャッキーの調子ももう一つである。