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トランセンデンス、2045年問題、技術的特異点に関する私の活動

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「シンギュラリティを語る会」

シンギュラリティに興味を持つ人々のためにシンギュラリティを語る会(Singularity Salon)を大阪グランフロントのナレッジサロンで立ち上げました。月一度程度、講師を呼んで公開講演会を行い、そのあとサロンで議論する予定です。

すでに2回準備会を行いましたが、第1回の公開講演会を2015年2月7日(土曜日) 16:00-17:30に開催します。講師は松田卓也で「シンギュラリティへの道」と題して講演します。参加希望の方はこのホームページから申し込んでください。入場無料ですが、定員は24名で先着順ですので、満員になった場合はあしからず。なおホームページには過去の勉強会で使われたPPTや私の講演動画へのリンクもあります。

それ以降の講師予定としては、ウエアラブルの宣教師である塚本昌彦(神戸大学)、ヒト型人工知能の一杉裕志(産総研)、山川宏(ドワンゴ人工知能研究所)、深層学習の白山晋(東大)の先生方が予定されています。 

「2045年問題」

2013年1月に私は「2045年問題 コンピュータが人類を超える日」(廣済堂新書)を上梓した。この本は幸いなことに好評を集め、同年の啓文堂新書大賞を頂戴した。ここにそれに関する最近の私の活動をまとめる。

「2045年問題」はメディアの注目をあび、私は2013年にはBS日テレ「加藤浩次の本気対談」、ラジオNIKKEIの「木下晃伸のWorld News File」に出演した。

「トランセンデンス」とのコラボ企画

米映画「トランセンデンス」が2014年6月28日に日本でも公開された。私は人工知能学会およびWIRED誌とのコラボレーションで色んな所に出していただいた。まず5/7に大阪で試写会があり、それに参加した後、大阪梅田のナレッジ・サロンというところでWIREDの若林編集長のインタビューを受けた。それをXOOMSの保田さんが文章にまとめてくださった。そのインタビューは「2045年、人類はトランセンデンスするか」と題して、記事にまとめられている。また紙媒体では「その日 コンピュータはぼくらをこえて神様になった。2045 When God is a Machine」と題してワイアードVol.12にまとめられている。ネット記事の方が遥かに長い。

その後、人工知能学会が松山で行われ、やはりトランセンデンスとのコラボ企画が愛媛大学で5/14に行われた。私と人工知能の専門家は、トランセンデンスの技術的側面、社会的側面について話をした。その後、パネル討論が行われた。それはU-streamで中継された。その様子は「人工知能が人間を超える!? 研究者たちが「トランセンデンス」を語る」と題してまとめられている。その前日5/13には汎用人工知能の分科会が行われて、私と専門家は専門的な話をした。

6/1には大阪大学で全脳アーキテクチャー勉強会が行われて、それに参加したがその話は別に述べよう。6/16には東京銀座にある東劇で試写会があった。その前に1時間、WIREDの若林編集長の司会で私のトークイベントがあった。その概要は「宇宙物理学者の松田卓也博士が「トランセンデンス」を解説」および「人工知能によって起こりうる未来の事態とは?」と題して紹介されている。その詳細に関しては「人工知能が意識を持つのは遠くない? - 「トランセンデンス」トークイベント」に述べられている。この記事は特異点の紹介から始まり、そのあと私の話を詳しく紹介している。

講演

7/12 大阪のカフェフルーで開かれる理カフェで「2045年問題- コンピュータが人類を超える日」と題して話をした。

9/13 京都大学理学部セミナーハウスで開催された科学カフェでも同趣旨の話をした

10/23 東京御茶ノ水のデジタルハリウッドで行われたワイアード・ゼミナールの一環として2045年問題に関して講演した。

10/26 慶応大学で開かれた第3回藤原洋数理科学賞授賞式で講演を行った。

10/28 ホテル日航東京で開催されるガートナー社のGartner Symposium/ITxpo 2014で講演した。

11/22 立命館大学で開催された「あいちゃれ2014」で、神戸大学の塚本教授とパネル討論を行った。

11/23 当NPO法人「あいんしゅたいん」のサロンで講演した。

11/27 第22回インタラクティブシステムとソフトウエアに関するワークショップ(11/26-28、浜名湖ロイヤルホテル)で講演した。

11/29 神戸市主催のITフェスティバルで講演した。

論文・エッセイ

人工知能学会誌Vol.29 No.3 (2014年5月) 特集「汎用人工知能への招待」に「2045年問題: コンピュータが人類を超える日」という解説を書いた。

生活協同組合研究2014年6月号に「人工知能とロボット - ユートピアかディストピアか」を書いた。

スタジオジブリ発行の「熱風」2014年10月号の特集「コンピュータはウェアラブルからインプラントへ」で「インプラントによる知能増強と超知能への道」と題するエッセイを寄稿した。

2014年11月7発行の京都新聞のコラム「ソフィア」において「30年後に超知能が生まれる」と題するエッセイが掲載された。

情報処理学会誌2015年1月号のシンギュラリティ特集において「来るべきシンギュラリティと超知能の驚異と脅威」と題する論文を執筆した。

   
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