<電流の強さを調べる>
電流を通すものとして、石墨(黒鉛)もあります。電池に電流計をつなぎ、普通テスターで豆電球をつけても長い鉛筆の芯だと、「電気を通さない」と思われます。この鉛筆の芯をつないでみると、だんだんみの虫クリップの先を近づけて鉛筆の長さを短くすると、電流が沢山流れ、次第に豆電球が明るくともります。このことは親子理科実験教室で、子供たちが見つけて質問してきました。鉛筆の芯でも短くすると、抵抗が小さくなってくるので電流が大きくなります。電流計を使って、それを具体的にみせることも必要です。
なお、乾電池も新品なら1.5V(ボルト)ありますが、使っているうちに電圧が低くなってきます。ですので、電流の強さは、乾電池の電圧にも依存して値は変わります。これについては別の教材(EM-Eシリーズ)で説明します。
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