方位磁針の作り方(EM-M-03)
<方位磁針の作り方/狂った方位磁針の直し方>
「方位磁針(ほういじしん)」は、小さくて軽い磁石を一点で支えて動きやすくしたものです。水の上に小さな紙を浮かせて、その上に磁石にした小さな針金(針や、クリップをまっすぐ伸ばしたものでも可)をのせても方位磁針ができます。
方位磁針は力の弱い磁石でも簡単に動くので、磁極の種類(Nか?Sか?)を調べたり、いろんな場所で磁力があるかを調べたり、いろんな場所での磁力の向きを調べるのに便利です。
狂った方位磁針を直すには、例えば、棒磁石のS極を、方位磁針のS極からN極に向けてこすると直ります。この仕組みは、「釘を磁化する/磁化する原理(EM-M-08)」で取り扱います。