ITECセミナー 理系女性研究者の現実と葛藤
近年、若手研究者の任期付き職が急増している。これはポスドク問題と呼ばれる。
私は数学教授を父に持ち、研究職に憧れを抱きつつ京都大学に入学し、念願の研究者になった。しかし、2年間で研究者をやめることにした。そこには、ポスドク問題に伴う心理的な要因に加え、女性であること、子持ちであることの二重苦、三重苦があった。
今回のセミナーでは、講演と対談を通じて、普段は避けてしまうような話題に関してもホンネをお届けしたいと思っている。また、必要な支援策や、共同ネットワーク形成の芽生えについても紹介する。
日時:2014年12月12日(金)13:30~15:00
場所:同志社大学寒梅館2階 KMB211
講師:渡邉皓子氏 京都大学学術研究支援室 リサーチ・アドミニストレーター(URA)
(理学博士 太陽物理学)
コーディネーター: 藤本哲史(同志社大学総合政策科学研究科)
プログラム:前半 13:30~14:10 講演
後半 14:15~15:00 対談・質疑応答
参加費:無料
申 込:同志社大学技術・企業・国際競争力研究センター(ITEC)
FAX:075-251-3139 E-mail:このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
URL:http://www.itec.doshisha-u.jp/
渡邉皓子(わたなべ ひろこ)氏プロフィール:
2003年4月〜2007年3月 京都大学理学部
2007年4月〜2012年3月 京都大学理学研究科 物理学・宇宙物理学専攻
専 門:太陽物理学(特に黒点内部の微細構造)
2010年3月 京都大学たちばな賞(優秀女性研究者賞)学生部門 受賞
2012年3月〜2014年3月 学術振興会特別研究員PD / 京都大学宇宙総合学 研究ユニット
2014年3月〜現在 京都大学学術研究支援室 URA