2011年度JEINET:理科実験コース
【目 的】
この研修会は、私たちのまわりでおこる自然界のいろいろな出来事についてしっかり見る目を養い、そこから物の本質を見つけだす術を身につけることを目的としています。それは生きるための知恵を私たちに与えてくれるでしょう。そして、お互いに教えあい、みんなで確かめあった知恵や情報を共有し、さらに周りの人に広げていくための研修会です。
研修した皆さんが、今度は周りの皆さんに、科学普及の主役として活躍していただきたいと願っています。そして、ネットワークの輪を大きくしていきたいと思います。
【会 場】京都大学理学部セミナーハウス(やむを得ず変更する場合は、事前にお知らせします)
<セミナーハウス地図>
【研修内容】
コース名:理科実験コース(全9回)
● 親子理科実験教室の運営の事前研修、実体験を通じて学ぶ
● 新しい実験機材づくりを通じて、理科教育の力量を養う
A:見学実習(親子理科実験教室の見学を中心とした実習):1コマ
B:集中実習(電磁気現象の講義・実習):2コマ
W:ワークショップ(研修者のグループ学習):2コマ
※ 各回の「テーマ」をクリックすると、詳細なプログラムのページに移動します。
注)レジュメ(PDFファイル)をダウンロードし閲覧するには、「Adobe Acrobat Reader」(無料)が必要です。
ソフトのダウンロードは こちら
開催趣旨:
この研修の目標は、「科学好きを育て次の段階に導く教育方法」を習得し、国際化と共生社会に対応できる科学普及員を育成して、日常生活の中で無理なく科学普及を続けていけるネットワークを形成することである。
研修コースのテーマは、電気磁気に関するより深い理解で、特に大電流を用いた誘導磁場の可視化の検討や、新たな楽しいトピックスを用いて、連続的な学習の効果を狙う。
この研修では、京都大学で開催する「親子理科実験教室」を実習の場とし、実習・学習を繰り返しレベルアップのループを形成する。
終了後、各受講生のデモンストレーションも含めた成果報告会を開催し、認定書を発行する。対象は京都大学や立命館大学等の院生、学生、親子理科実験教室に参加する保護者も含める。
国際科学コミュニケ―ターを養成するための集中セミナーを8月に(2日間)実施する。この際、日本語、英語による実験ガイドを作成する。
参加希望者が多数の場合、年齢層や所属先などのバランスとバラエティを考慮して選考する。
備 考:
● 全9回の研修のうち、4コマの取得で修了資格を得ることができます(教員・学校生徒などは夏休みの研修が便利)
● 親子理科実験教室にご参加の保護者の方は、Aだけで4コマ取得できます
● 学校の先生や生徒で夏休みしか時間がない場合、B+Aで4コマ取得できます
● 参加できない場合、e-learning 方式で授業の動画で研修し、欠席分をレポート提出で補えます
● 研修修了者には、成績に応じて、JEINET科学普及員認定書(グレイドあり)を交付します
※ 2011年度JEINET(科学普及員研修会)は2つのコースをご用意しております。
もう1つのコース「科学のウソ突破コース」の概要及び申込は こちら をご覧ください。
【参 加】
中学生以上の方ならどなたでも参加できます。学校の先生も、大学の学生や大学院生、教員も、そしてお父さんやお母さんも、おじいさんやおばあさんも、みんな来てみませんか。
● ご家庭やご近所で、子供たちに教えたいお父さんお母さん
● 親子理科実験教室のTA(教室助手)
● 自ら工夫した教材を使って教室を教えてみたい学生や大学院生
● 授業を通じて生徒を理科好きにしたい学校の先生方
● 科学教育に興味を持ち、実験教室で助手をやってみようと思う方
定 員:20名程度
研修費:無料
申込:申込フォームよりお申込みください
【主催・支援】
主 催:NPO法人 知的人材ネットワーク・あいんしゅたいん
支 援:独立行政法人科学技術振興機構の科学コミュニケーション連携推進事業 2011年度機関活動
企 画:国際的視野を持つ科学コミュニケータ-養成研修と京都ネットワークづくり
申請番号:2308041
実施機関:株式会社リテン(代表取締役 藤原清)
連携機関:NPO法人 知的人材ネットワーク・あいんしゅたいん