2016年度おもしろ算数塾第2回を開催しました
2月20日(土)、雨模様の中、2016年度親子理科実験教室スピンオフ企画となる特別教室、おもしろ算数塾第2回を京都教育大学理科共通実験棟2階 第2共通実験室にて開催しました。
授業に入る前に、まずは自己紹介ゲームです。班ごとに、子ども達は順番に名前と嫌いな食べ物を発表するのですが、次の人は前までの人の分も含めて発表しないといけないというルールなので、きちんと暗記して最後まで行くのはなかなか難しかったようです。
今回は「面積や体積を測ってみよう」というテーマですが、まずは各班それぞれがにキャベツが用意され、キャベツの葉の枚数を予想し、その後に実際に葉を剥いて数えました。実際の数は、みんなが予想したより多く、90枚も剥いた班もありました。
そして、いよいよ今回の課題となる、この剥いたキャベツの葉の表面積を求める方法を考えます。キャベツの葉は大きさや形もバラバラですし、湾曲しているものもあります。それをどうやってうまく面積をだすのか各班で考えました。
いろんな道具が用意されているので、ハサミを使って湾曲を平らにしたり、同じ大きさに切り揃えたり、大きな定規を使ってきれいに隙間なく並べたり、各班で工夫が見れました。最終的には、すべての班が、長方形の形にできるだけ隙間なく葉を並べることで面積を求めるという方法となりました。実際に計算すると、なんとキャベツ1個分の葉の表面積は、60cm×90cm=5400㎤にもなりました。
<p">面積を求めた後は、㎠「2」の意味が、同じ単位のものを2回掛けるという意味であることを学びました。最後はキャベツの表面積をより正確に計る方法を教えてもらって午前の部は終了しました。
午後の部では、カカオ豆からのチョコレート作りを行いました。それぞれの班が思い思いの形で手作りチョコレートを完成させ、最後はみんなで食べて終了しました。
おもしろ算数塾第3回は、3月19日(土)、京都大学にて開催されます。みなさんぜひご参加ください!
<理事長の挨拶> |
<村上忠幸先生> |
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