2011年度親子理科実験教室(春~夏コース)第5回を開催しました
9月25日(日)、親子理科実験教室(春~夏コース)第5回を京都大学理学部セミナーハウスにて開催しました。
5月から続いてきたこのコースも、今回でいよいよ最終回です。
講師は山下芳樹先生で、「電気の色々な使い道」というテーマのもと、リニアモーター原理キットを作成し、どういう原理で動くのかを勉強しました。また、第4回で作成した手回し発電機では動かなかったドラえもんの科学おもちゃを、より強力な手回し発電機で動かす実験を行いました。無事動かすことができたときには、子どもたちだけでなく、TAのお兄さん・お姉さんからも「ワー」という歓声が上がっていました。
実験教室終了後に実施しているオプションツアーは、京都大学 基礎物理学研究所 湯川記念館見学でした。
今回最後ということもあり、記念館内の講演会場であるPanasonicホールにて、湯川記念室見学前に講演を行いました。
理事長のあいさつに続き、これまで何度もTAとして実験教室のお手伝いをしていただいた京都大学大学院生の木田千晶さんより、TAという経験を踏まえて感じたことや、子どもたちへのメッセージなどをお話していただきました。現役の学生さんからの有意義なお話しに、子どもも保護者も真剣に聞き入っておられました。
最後には、京都大学基礎物理学研究所長の九後太一教授より、湯川博士についての人物紹介や、湯川記念館設立の経緯等について解説していただきました。
これでシリーズ春~夏コースは終了です。今年度はシリーズものの開催はいたしませんが、10月30日に特別企画第2弾(テーマ:スイスイゆらゆら「NEW樟脳ボート」・・・樟脳の不思議)、12月25日に特別企画第3弾を開催いたします。
皆さまぜひご参加ください。
<山下芳樹先生>
<実験教室の様子>
<木田千晶さん> <九後太一教授>
<湯川記念館内 Panasonicホール>