2018年おもしろ算数塾第1回を開催しました
2月4日(日)に、京都大学理学研究科セミナーハウスにて、2018年おもしろ算数塾1回を開催しました。
このおもしろ算数塾は、親子理科実験教室のスピンオフ企画として実施しているもので、2018年に入って最初の実験教室企画となります。
第1回のテーマは「クジ引きの本当の確率を見破れ!コントで学ぶ大数の法則」です。
大数の法則というものを知ってもらうために、的屋のくじ引きをテーマにしたコントを交えながら学びました。
当たりくじが8割入っていると主張する的屋に対して、本当かどうかを大数の法則を使って確かめるという内容です。 対数の法則を使えば、くじを全部引かなくてもある程度の回数引くことで、当たりくじの割合がわかるということを、実際にみんなでくじを引いて確かめました。
そして、あらかじめ準備した当たりくじが8割入っているくじ箱と、的屋のくじ箱のそれぞれを引いた結果の違いから、的屋がウソをついているということを暴きました。
また、同じようにサイコロを振って出た目をヒストグラムに記録していくと、一人一人の結果はバラバラでも、みんなの結果を合わせると1から6までの目が同じだけ出ていることがわかりました。
今回は少し難しいテーマでしたが、コントではとても盛り上がり、和気藹々とした雰囲気の中で、みんなが実際に手を動かして考えることで、対数の法則がどういうものなのかをわかってもらえたと思います。
2018年のおもしろ算数塾は、4月から夏休みの8月までに「統計」をテーマに計6回の実施を予定しています。
詳細が決まり次第、ホームページでお知らせしますが、具体的には、4月から7月までは月1回ペース、夏休みには土日を使って2日間のコースです。頑張って参加してくれた皆さんには終了証をお渡ししたり、全回出席してくれた受講生には ”統計マスター” の認定証を渡すことも計画しています。
4月からのおもしろ算数塾を受講して、”統計マスター”を目指しましょう!
<理事長の挨拶> |
<吉田裕介先生> |
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