2018年おもしろ算数塾Hop編 第1回を開催しました
4月22日、京都大学理学研究科セミナーハウスにて、2回連続コースとなるおもしろ算数塾Hop編の第1回を開催しました。
4月からのおもしろ算数塾は、8月の夏休みにかけて “体感する統計学” をテーマに、Hop編・Step編・Jump編の3つのコースで計6回開催しますが、スタートとなるHop編のテーマは「やってみてわかる確率」です。
確率とはどういうものなのか、その使い方を知ってもらうために、カードやガムを使って実験を行いました。
カードを使った実験では、当たりとはずれの書かれたカードを参加者がペアになって引いていき、どのくらいあたりが出るのかを予想し確かめました。さらに、ガムの実験では、確率をつかって当たり付きのガムから当たりがいくつ出てくるか予想し、実際に360個のガムを開封し確かめました。
自分で計算したことを実践的に確かめることで、子どもたちは確率を身近に感じ楽しんで学んでいるようでした。
また、“宝くじで一等賞が当たる確率”や“上空からコインを落とし自分の頭に当たる確率”など6つの確率を比較し、どれが起こりやすいのかその順位を予想してもらい計算をして確かめました。確率の計算のイメージを少しでも身につけてくれていれば嬉しいです。
最後の締めは「誕生日のパラドックス」。
実際に子ども36名+保護者4名の計40名の中に同じ誕生日の2人がいるのかどうかを確かめ、それが必然であることを知ってもらいました。思いのほか同じ誕生日がいる確率が高いことを知り、子どもたちだけでなく保護者の方々も驚いている様子でした。
次回5月13日の第2回では、さらに突っ込んだ確立の話に加え、誕生日のパラドックスの謎を解明していきます。どうぞお楽しみに!
<理事長の挨拶> |
<小伊藤草太先生> |
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