2012年度親子理科実験教室(春~夏コース)第1回を開催しました
6月24日(日)、親子理科実験教室(春~夏コース)が京都大学理学部セミナーハウスにて始まりました。
講師は松林昭先生(滋賀学園中学・高校特任講師)で、第1回のテーマは「豆電球で明かりをつけよう」です。
前半は、豆電球と乾電池、導線、ソケットを準備し、どんなつなぎ方をすれば豆電球に明かりがつくかを、子どもたちが自由に試しました。
さらに、ソケットを使わないで明かりをつける方法はあるか、豆電球のガラスを割っても明かりがつくかなどの実験も行いました。また、豆電球の仕組みを見るためにソケットの中を分解して、どのように電気の通り道が作ってあるのかも確認しました。
後半は、テスターづくりと、テスターを使ってどんなものが電気を通すかの実験です。
子どもたちは手作りテスターで、硬貨、紙幣、アルミホイル、サランラップ、折り紙の銀紙・金紙、鉛筆の芯などが電気を通すかをそれぞれ実験しました。
特に、折り紙の銀紙は電気を通すのに、金紙は少し工夫をしないと電気が通らないことがわかると、子どもたちだけでなく保護者も驚きのご様子でした。また、鉛筆の芯は、芯の長さによって明かりのつき方が変わるということがわかり、金属以外で電気を通す例外であることも学びました。
松林先生ご担当の本コースも今年で3年目となり、内容的にもますますブラッシュアップされ、充実した実験教室となりました。
<理事長の挨拶> <松林昭先生>
<教室の様子>