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2014年度親子理科実験教室(春コース)第1回を開催しました

4月20日(日)、今年度最初となる親子理科実験教室である、春コース第1回が京都大学理学部セミナーハウスにて行われました。

このコースは、当法人実験教室でも初めてとなる”植物”をテーマにして行われます。

第1回目のテーマは「不思議な植物の世界」、まずは珍しい形の植物や不思議な生態の植物について学びます。
自らは養分を作り出すことができないため、他の植物から栄養をもらって生きる寄生植物、ピカピカと光っていて、世界一美しいと呼ばれている実、子どもの手のひらほどの大きさを持つ世界一大きな豆、山火事になると芽を出す種があることなどなど、これまで知らなかった不思議な植物の存在を知ることができました。
そして、植物にたくさんの種類があることの意味について、「多様性」というキーワードを使って先生より説明がありました。そのわかりやすい解説に、子どもたちだけでなく、保護者も納得の声が上がっていました。

前半の最後には、「タラヨウ」の葉に手紙を書きました。
タラヨウの葉の裏側は、楊枝などで傷つけると変色して傷が浮き出るのですが、この特性を利用して字を書くことができます。そして、何とそのままこの葉をハガキとして郵便に出すことができるのです。
子どもたちは、それぞれ思いを伝えたい人に手紙を書きました。

最後は、「マイハギ」の芽の植替え作業を行いました。
マイハギは”ダンスする植物”と呼ばれ、葉がゆっくりと動く不思議な植物です。児童それぞれが、このマイハギをこの夏育てようという計画で、上手に育てると9月には1m近くにもなるそうです。

次回は「植物のDNAの世界」というテーマで、5月18日(日)に同じく京都大学理学部セミナーハウスにて開催いたします。お楽しみに。

<理事長の挨拶> <角山雄一先生>
 
<教室の様子>
親子理科実験教室

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