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2019年度親子理科実験教室(6月開講コース)第1回を開催しました

6月23日、親子理科実験教室、6月開講コース第1回が京都大学理学部セミナーハウスにて行われました。 本コースのテーマは、「科学の力を使って見えないものを見てみよう!」で、第1回は、生物の設計図DNAの抽出にチャレンジします。

まずは、DNAについての基礎的な知識として、何かを作り出すときには設計図が必要になること、そして動物や植物にも体の設計図を持っていることを学びました。

そのあとは、実際にエタノール・食塩水などを準備してDNAを採集するための準備を行います。
準備が整ったら、まずは初級編として、オレンジジュースのDNAを採集します。オレンジジュースをよく冷やしたエタノールの入った瓶にそっと入れて少しの間ほっておくと、白いモヤモヤっとしたものが浮いてきます。これがオレンジジュースのDNAです。 DNAはオレンジジュースには溶けてしまいますが、エタノールには溶けないため浮いてくるのです。
温度が低くないとうまく抽出できないこともありますが、みんな白いモヤモヤを観察することができました。

後半は、いよいよ上級編、ブロッコリーのDNAを採集します。
乳鉢にブロッコリーと食器用洗剤を入れて乳鉢でネバネバになるまですりつぶし、食塩水を入れます。 洗剤を入れるのは、DNAが入っている細胞の膜を壊すため、食塩水を入れるのは、DNAを週出しやすくするためです。 それを茶こしを使ってこした液を、オレンジジュースの時と同じく、冷やしたエタノールの入った瓶の中に入れると、オレンジジュースと同じく、白いモヤモヤのDNAを抽出することができました。

最後は、先生から進化とはどういうことかについて、DNAという設計図が環境に適合するように変わってきたのだということ、そしてそれを「変異」という話を聞いて終わりました。 次回は、1週間後に開催されます。お楽しみに!

<理事長の挨拶> <角山雄一先生>
 
<教室の様子>
親子理科実験教室

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