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2019年度親子理科実験教室(夏休み集中コース第2弾)を開催しました

8月17日(土)と18日(日)の2日間にわたって、親子理科実験教室(夏休み集中コース第2弾)が開催されました。

1日目、最初は「カイメンって一体どういう動物なの?」ということについて学ぶことから始まりました。
カイメンはマイナーな動物ですが、実は様々な種類があります。顔を洗うスポンジ代わりに使われたり、結婚式の引き出物として贈られるカイメンもあります。

次は、カイメンと人間の共通点について考えます。骨があって細胞があるということが主な共通点となります。
そこで、まずは顕微鏡を使ってカイメンの骨片を観察します。最初はなかなかピントが合いづらかったですが、顕微鏡の使い方に慣れてきた子から、2種類の骨片を見ることができました。
カイメンの骨片は、一部の例外を除いてガラスに覆われていること、またカイメンは、たくさんの骨片をつなぎ合わされて体を支えているのですが、その骨片のつなぎ合わされ方で、死んだ後に骨片がバラバラになるものとならないものがあるという知識も合わせて学びました。

後半は、人間とカイメンの第2の共通点である細胞について簡単に学習しました。カイメンは、人間とは違ってバラバラにしても再び元に戻る(再集合する)ということで、2日目に再集合したカイメン細胞を観察する準備として、カイメンをバラバラにする作業を行い、1日目を終えました。

2日目は、まず、カイメンを観察しつつその体の構造について勉強します。カイメンは大まかには3つの器官で構成された非常にシンプルな構造であることを知ることができました。

次はカイメンに墨を与えてみる実験です。カイメンが墨を取り込むと体の表面が黒っぽくなります。顕微鏡で観察し、カイメンがどのように食物を取り込むのかがわかりました。

さらに次の実験では、各々が持参した液体や粉末をカイメンに与えてみます。講師の先生も試したことのないものを持参した受講生も多く、色々試した結果、カイメンに取り込まれたものもあれば、全く取り込まれなかったものもあり、興味深い結果となりました。

後半は、カイメンに関するクイズを解いた後、前日にバラバラにし再集合したカイメンを顕微鏡で観察します。バラバラにして再集合したあとのカイメンとそうでないカイメンとの同じところと異なるところの違いについて学んで教室を終えました。

最後は、肝細胞についての知識を交えつつ、2日間にわたる学習のまとめをして教室を終えました。

<理事長の挨拶> <大川真澄先生>
 
<教室の様子>
親子理科実験教室

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