2013年度親子理科実験教室(夏休みコース)第1回を開催しました
7月28日(日)、親子理科実験教室(夏休みコース)第1回が京都大学理学部セミナーハウスにて行われました。
今回のテーマは「電気の不思議」です。
講師は、当法人の実験教室を担当いただいてかれこれ4年目となるお馴染み松林昭先生です。そして、さらに今回は、高見雄一先生をゲスト講師にお迎えして、第2部を担当いただきます。
まずは「静電気」について学びます。
静電気がどのようなときに、どのようなメカニズムで発生するのか、そして静電気の発見から電気の発見、電池の発明、電気と磁力の関係の解明へと続く歴史についてもスクリーンの映像を見ながら学習しました。
次は、豆電球を使ったテスターづくりです。手つくりテスターで硬貨やお札などいろいろなものが電気を通すか調べました。その中でも、折り紙の銀紙は電気を通すのですが、では金紙も同じように電気を通すのか、また鉛筆の芯はどうなのかについては、意外な結果とその理由に、児童だけでなく保護者からも驚きの声が上がっていました。
第2部では、2階へ上がる階段の1階と2階それぞれについている電気スイッチがどういう仕組みとなっているか、なぜ1階でつけたスイッチを2階のスイッチで消すことができるのかについて考えました。
子どもたちが自由に仕組みを考え、2名の児童が前に出て発表したりしました。そして最後は高見先生よりその仕組みの説明がありました。
最後は、水・ポカリスエット・コーラ・油それぞれが電気を通すのか、それぞれ実験で確かめ、液体の中にも電気を通しやすいものから通しづらいもの、通さないものまであることを学びました。
次回は「磁石の不思議」「電磁石の不思議」というテーマで、8月17日(土)・18日(日)と連続2日で、同じく京都大学理学部セミナーハウスにて開催いたします。お楽しみに。
<理事長の挨拶> |
<松林昭先生> |
<高見雄一先生> |
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