2012年度親子理科実験教室(特別企画第1弾ー夏休みコース)を開催しました
8月11日(土)、12日(日)の2日間にわたり、親子理科実験教室(特別企画第1弾-夏休みコース)を京都大学理学部セミナーハウスにて開催しました。
初日は、デジタル時計の表面に張り付けられている“偏光板”を取り出し、その性質を調べる実験を行いました。
また、2日目に作成するこの実験教室のテーマである“光万華鏡”作りの準備として、染料で和紙を染めました。またその際には、色の三原色について、従来三原色(赤・青・黄)があれば、あらゆる色を作ることができると言われていたが、科学的には、シアン・マゼンダ・イエロー・ブラックという4色が正確な色づくりには必要となるというお話もされました。
2日目は、分光器と光万華鏡作りを行いました。
まずは、各々が分光器を製作し、白熱灯と蛍光灯、さらにはLED電球という光の性質の違いが、分光器からの見え方にどんな違いをもたらすかを調べました。その際には、同時に光は電磁波の一種であることなども学びました。
最後は、光万華鏡を制作し、電球を始めとする発光物を万華鏡を通じて覗きました。
今回の実験教室を通じて、色々なことに興味を持って調べたり、勉強したりすることで、これまでバラバラだった事象が有機的な繋がりとして理解できることを学べたのではないでしょうか。
今年度は、これからも秋~冬コースや特別企画第2弾も実施予定ですので、皆さま是非ご参加ください。
<理事長の挨拶> <杉原和夫先生>
<教室の様子>